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調査・研究
【調査】
日本は豊かな伝統人形劇の歴史を有していますが、調査、研究はまだ充分ではありません。継承者がいないため廃絶し、人形等も四散してしまうケースも多くあります。当センターは伝統人形劇の調査、研究の活動を大きな活動の一つとして、発足当時から一貫して力を注いで来ました。又、調査、研究の結果は出版物展覧会等で広く紹介しています。
海外の伝統人形劇、現代人形劇の調査も、現地調査を重ね、特にアジアの伝統人形劇、ヨーロッパ・アメリカの現代人形劇は充実してまいりました。
また、全国で2000ヵ所に及ぶと言われている民俗仮面の調査を行い、伝統遺産としての仮面と、現代に生きる仮面の紹介も予定しています。
【研究】
調査活動に伴い、日本の伝統人形劇の研究会として『入形芝居研究会』を発足させ、研究活動を行っています。
また、人形劇とセラピー、高齢者による人形劇活動、など、人形劇の新しい分野の研究にも積極的に取り組んでいます。
◆関係出版物
『鹿児島県下水車からくり調査概報』
『沖縄の人形芝居・京太郎の研究』
『資料集・人形劇セラピー』
『インドの影絵芝居』
『人形劇史研究』創刊号〜6号
◆関係展覧会
『日本のからくり人形展』
『生きている人形芝居展』
『からくる・あやつる・生きている日本の人形芝居展』
『アジァの人形芝居展』

群馬県尻高人形の調査

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影絵劇団ジョコビータ(イタリア)を訪ねて

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